5月アロマプログラム終了しました。                  2024.6.3 

所沢市の就労支援B型事業所「スキップ」にて。リラックスにおすすめの10種の香りを嗅いでいただき、アロマロールオン作りをしました。

都内団体様アロマプログラムは、「リードディフューザー」作り。木曽ひのき、秋田すぎ、青森ひばの日本三大美林といわれる精油を使い、日本の森の香りを再現しました。

2024.5.15

アロマリードディフューザー

検証:揮発のスピードと香りの強さについて


精油で作るリードディフューザーはいろんなレシピがあります。何を使ったら良いのか、どんな風に香るのかを実験してみました。
左:無水エタノール20ml, グリセリン0.5ml
真ん中:無水エタノール20ml,グリセリン0.5ml, 精製水0.5ml
右:無水エタノール20ml
※3つとも同じ精油で、精油濃度7.5%

竹ぐしを使うレシピもあるので、まずは竹ぐしで実験。3つとも吸い上げが悪く、液体が減らないため、3日程でラタンへ変更。

3つとも少しずつ液体が減り始め、作成から6日程で、無水エタノールと精油のみ(右)の液体は、他の2つに比べて倍のスピードで減りました。

香りをそれぞれ近くで嗅いでみると、一番しっかり香るのは無水エタノールと精油のみ(右)の瓶。他の2つは、もう少しマイルドに香る結果となりました。精製水を入れることでどのくらい揮発が抑えられるのかが知りたかったのですが、今回の量ではあまり変わらない結果となりました。

ただ今回の実験で、使用する精油や、どのくらいの強さで香らせたいかによってうまく使い分けることができそうということがわかりました。次回は、もう少し量を多く作成し、こちらに結果を掲載したいと思います。

2024.5.9

視覚障がい者ガイドヘルパーのお仕事もしております。


 先日、ガイドヘルパーの仕事を久しぶりにしました。
この仕事をしようと思ったきっかけは、アロマとハーブのお店で働いていた頃、視覚に障がいを抱える方が度々来店され、好きな精油で癒されるのならもっと何かできないかと思ったからです。
  先日の利用者様は、普段からだを動かせていないので歩きたいとのご希望でした。この日は数日前から曇りと雨予報。目の見えない方にとって、特に雨の日は外に出るのが勇気がいるようです。足元に気を付けないといけないことに加え、雨の音で周りの音が拾いづらくなってしまうからです。運よく、お出かけの時間は雨に降られませんでしたが、雨が降ったら困る、、と仰っていました。そんな日こそ、ガイドに遠慮せず頼って必要な用事を済ましていただくことが出来たらと思いました。
  下町の川沿いを30分強かけて歩くことが出来ました。雲間から太陽が顔を覗かせたときに、「暖かい」と表現されていたのがとても印象的でした。また、お手伝いが出来たらと思います。

2024.4.27

4月アロマプログラム

~2層のロールオンアロマボトル作り~ 終了しました。

今月は〝色と香り〟をテーマに開催しました。
「カモマイル・ジャーマン」を使い濃い青色、「オレンジ・スイート」や他の柑橘を使いほんのり黄色といった精油の〝色〟を知ること。そして、下の層は、天然色素の食紅を使い、〝色〟を楽しむことを目的としました。
精油は、予想通り(笑)メインのカモマイル・ジャーマンは好みがはっきりわかれ、使用した方は22人中2人のみでした。香りを嗅いだ時のみなさんの反応が面白く、「うわっ、ダメだこのにおい」「おむつを捨てたゴミ箱のにおいがする」などの声があがりました。
今回の人気の精油はベルガモット、オレンジ・スイート、リトセア、ホーウッド、サンダルウッドなどでした。
いつもワイワイにぎやかな講座ですが、今回はいつも以上に盛り上がったように感じます!テーブルごとに出来上がりを並べて撮影をした際は、どよめきや笑いが起きており、終始楽しいプログラムとなりました。
アロマテラピー初心者や、香りに興味がないかた向けに講座を開催するにあたって、香り以外の楽しめる要素を盛り込むことで、アロマテラピーの良さが付いてくることを改めて実感しました。来月も楽しんで参加していただける内容にしたいと思います!

2024.3.17(日)

区内から親子でご参加 ~リードディフューザー作り~

『Use Up! 精油を使い切りもったいないを減らそう』
ローズやジャスミンなど希少な精油も使い、ご自身で香りを組み立ててリードディフューザー作りをご体験いただきました。
ローズやパチュリなどを使い、甘さの中にも芯のあるバランスの取れた調香をされたお母さま、お子様はジャスミンやユズ、ライムを優れた感覚で配合されており、おふたりともとっても良い香りに仕上がりました! ハート形のガラス瓶も好評で、ご参加いただけてうれしくとても楽しい講座になりました!

2024.1.20(土)

アロマプログラムー都内団体様ー

今月のアロマプログラムは「ハンドソープ作り(液体泡タイプ)」でした。
ちょっとした体質診断をしていただき、ご自身のタイプに合う精油のブレンドを基本に作っていただきました。レモングラスとゆず、ベンゾインとローレル、マジョラムとベルガモット、ジュニパーとレモンをメインに、ペパーミントやオレンジスイートをプラス。
人気はレモングラスやオレンジスイートなどシトラス調のすっきりした香り。
「レモンとレモングラスは同じではないの?」
「アルカリ性ですか?からだや顔に使えますか?」
「前回作ったシアバターのクリームと同じ香りを無意識に選んでました。好みの香りの系統がわかりました。」などたくさんのお声をいただきました。

講師として登壇する側にとっても学びになる、とても貴重な質問です。また次回もよろしくお願いいたします!

アトリエ・ビス主催「ハーブラボ」ゲストスピーカーにて

『日本の香り文化・香木』についてオンラインでお話しさせていただきました。

(2023.5.27(土))

アロマテラピーを勉強するにあたって、香木やお香といった日本の香り文化も関係します。
改めてこの香り文化を調べ、いくつかまとめてみました。
Ⅰ香木とは
●樹木の宝石と言われる。
●香りがある木が多い中で、香道で用いる木を香木という。
●途絶えつつある最上質の伽羅・沈香・白檀、その他龍脳、桂皮、安息香、丁子、甘松、大ウイキョウなど。
●植物の種類として分けると主に3つ 沈香の仲間/白檀の仲間/黄熟香

Ⅱ奈良と香木「蘭奢待(らんじゃたい)」
●奈良県奈良市にある正倉院に納められいる。正倉院宝物目録には黄熟香と記載されており、蘭奢待と呼ばれるようになるのは室町時代のことで、誰が名付けたかは不明。足利義政説もあり。
●「蘭奢待」の文字に「東・大・寺」の文字が隠されている?
➡後世のこじつけで、蘭奢待の中は東ではない、奢は本来麝香の麝であるとの説もあり。
●蘭奢待を截香(せっこう)したのは3人?
➡①足利義政・・正倉院を開封させ蘭奢待の一部を切り取り持ち帰る
②織田信長・・嫌がる東大寺に圧力をかけ続けて正倉院を開封せしめ、蘭奢待を多聞山城に運ばせ、切り取ってしまう。
③明治天皇・・明治10年宝物を見学したのちに蘭奢待を一部切り取らせた。“古めき静か〟と香りを表現した。
④足利義満・義教・・正倉院を開封して宝物を見学したと言われているが、截香したとはっきり記されている記録がない。
➄徳川家康・・説があるが〝切り取ると不幸がある〟という言い伝えに基づき行わなかった?
このように香木は権力の象徴という側面を持つようになる。

Ⅲ香り遊び
葛飾区南蔵院さんにてお香作りのワークショップがあり、線香作りを体験してきました。
京都から『山田松香木店』の講師の方が教えてくださいました。
図左上:好みの香木を匙で量って入れていく
図右上:水を加え袋の中で練り混ぜる
図右下:めん棒で伸ばす
図左下:定規で細く切る
★静寂な香りと言えばいいのでしょうか、とても落ち着く香りでした。

大まかにまとめましたが、香りと歴史、香りと武将なども調べてみると楽しいですね。
上記で挙げられていた香木は精油があるのがほとんどですので(白檀=サンダルウッド、安息香=ベンゾイン、丁子=クローブ、桂皮=シナモンなど)、アロマテラピーでこれらの精油を使う時にまた違う視点から今後は使えそうです。

参考書籍:
香木のきほん図鑑/ 山田英夫
香木三昧 大自然の叡智にあそぶ/山田眞裕